Head First C 1章
プログラミングを教える上で、C言語の立ち位置は現在最も難しい課題の一つでしょう。C言語の書籍は僕もずいぶんよい本を探しました。でもほとんどがJavaでもいいし、Pythonでもいいような内容ばかり。しかし、ほとんどのプログラミング言語がCで書かれているのもまた事実です。
コンピュータ科学で教育用言語としてSchemeが使用されるのはいいとして、何故Cを覚えたほうがいいのか。何をCで開発すべきなのか。そういった事が書かれているCの書籍があまりに少ないというか無い。
噂の Head First は1章を読んだだけで、まず分岐、繰り返しと言った言語に関係ない部分を全て説明しながら、番兵を持つ文字配列まで解説してしまいます。残りの2章から12章まではまさに今となってはCならではの解説になっています。
ちゃんとC言語を学ぶには現在、唯一無二の書籍だと考えていいと思います。